
そして痛みが軽快したら、しばらくは腰を保護するために、サポーターなどを巻いて徐々に歩く練習を始めることです。
また、歩く練習を始めると同時に少しずつ腰の柔軟体操を始め、腰を動かしても痛まず、筋肉も十分な強さを取り戻したら、仕事に戻っても大丈夫です。
ただし、仕事に戻っても、しばらくの間は中腰の姿勢で仕事をしないこと、重いものを持たないことなどの注意も忘れないでください。
また長時間同じ姿勢で仕事をするときには時々休んで、軽い体操をすることです。
ぎっくり腰は一回、二回と繰り返すことが多く、再発を繰り返しているうちに椎間板ヘルニアになることもあるので、再発をおこさないように、いつも注意を怠らないことが必要です。
ぎっくり腰も他の腰痛と同じように、運動不足が基盤にあるわけですから、日頃体操やスポーツによって柔軟で強い腰を作ることです。
またよく歩くことも筋肉を鍛えるにはよいことです。
そして、無理な姿勢や動作で腰に負担をかけないように、日常生活の中で注意をすることでしょう。

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